
磁区制御型低損失電力変圧器用アモルファス合金MaDC-A®
当社は、Fe基アモルファス合金に対して、磁区構造を制御することで数kHz以下の交流駆動時の鉄損を大幅に低減することに成功しました。磁区制御による低損失化は広く知られた技術ですが、アモルファス合金では実用化にはいたっておりませんでした。当社は商用生産可能なレーザー処理技術を開発、適用した新材料を、磁区制御の語源となるMagnetic Domain Controlledから「MaDC®(マードック)」と命名し、シリーズ化しました。
貴社に合わせた材料活用方法を提案します
特徴・特性
開発品MaDC-A®は、当社材2605HB1M対比25%の低損失化と1.57T(at 80A/m)の高い磁束密度の両立を実現しました。

用途
- 配電変圧器
- 柱上変圧器
- 産業用変圧器
- 分散型電源(太陽光発電、風力発電用など)用商用周波数変圧器
- 商用周波数整流用変圧器
- 小形産業用商用周波数絶縁変圧器(H種乾式変圧器など)
- 数kHz以下の中間周波数変圧器
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ABOUT US
持続可能な社会を支える高機能材料会社
売上収益
11,189億円
海外売上比率
62%
全従業員数
26,496人