マテリアリティ(重要課題)

プロテリアルは、社会や環境の持続可能性(サステナビリティ)に資する事業活動を推進することが事業存続の基盤であり、かつ当社の成長にとって重要な事業機会であると考えております。
当社では、従来からESG課題を強く意識した事業活動を行ってきましたが、この取り組みを一層加速させていくために、当社が注力すべきマテリアリティ(重要課題)を特定するとともに、各マテリアリティに関連する施策や重要管理指標を整理しました。また、各マテリアリティに関連するSDGsのゴールも示しました。

マテリアリティ特定の考え方

マテリアリティ特定のプロセス

プロテリアルのマテリアリティ一覧

特定されたマテリアリティは、6つのカテゴリーに分類しています。全てのマテリアリティは、当社Value「至誠」に基づき実践されるとともに、各々Value「龢則彊」、Vision「持続可能な社会を支える高機能材料会社」の具体的な経営施策と位置づけられています。さらに、全てのマテリアリティに対する取り組みを継続的に改善し深化することで、当社Mission「質の量産」を具現化します。

  1. *1エネルギー原単位:使用エネルギーを売上で除した値。
  2. *2環境親和型重点製品:経営戦略上の伸長製品で、かつ気候変動、資源有効利用等の環境課題解決に高い貢献度を有する製品を選定。環境親和型製品強化に向けて、管理指標の定義、目標値およびその達成に向けた戦略等を検討中。
  3. *3労働災害度数率:労働災害による死傷者数÷延べ実労働時間×1,000,000(暦年)。
  4. *4重大災害件数:重大災害は死亡のほか、死亡に準じる重篤な怪我(等級7級以上の障がいが残る重傷災害)および同時に3人以上被災した災害等を含む。
  5. *5エンゲージメント指標の肯定的評価比率:従業員サーベイの「持続可能なエンゲージメント」指標の好意的回答率。2022年度にサーベイの枠組みやエンゲージメント指標の対象設問を変更。なお、調査方法については見直し予定のため目標値は記載していない。
  6. *6単独の数値。
  7. *7品質重大事故指数:お客様の身体や財産に重大な損害を及ぼしたもの、社会に重大な損害(法令違反を含む)を及ぼしたものを対象とし、2020年度を1とした指数。
  8. *8指標設定することがふさわしくないものおよび非開示方針のものについては「ー」で表示。
  9. *9コンプライアンス意識等の肯定的評価率:2022年度にサーベイの枠組みやエンゲージメント指標の対象設問を変更。
  10. *10製造リードタイム:注力製品を対象とした製品着工から納倉までの時間の減少率。2022年度の数値をベンチマークとする。
  11. *11新製品比率:連結売上収益に占める新製品売上高の比率。新製品は、新市場、新用途を開拓したもの、性能が大幅に改良されたものを登録。登録から3年が経過して一般化したものは登録を抹消。