
セラミックスシンチレータ
シンチレータは、X線やガンマ線などの放射線が当たると、そのエネルギーを吸収して目に見える光を発する物質です。
主にX線CTなどの医療機器、分析機器、放射線を用いた非破壊検査装置、放射線漏洩検査装置などに用いられています。
当社では、高密度・高機能のセラミックスシンチレータを開発いたしました。
主にX線CTなどの医療機器、分析機器、放射線を用いた非破壊検査装置、放射線漏洩検査装置などに用いられています。
当社では、高密度・高機能のセラミックスシンチレータを開発いたしました。
貴社に合わせた材料活用方法を提案します
当社セラミックスシンチレータの特長
- 1高感度/低残光 残光が小さく、高感度です
- 2感度均一性良好 ウエハの中央部、端部における感度が均一です
- 3X線吸収係数大 X線吸収係数が大きく、シンチレータの小型化に役立ちます。
当社セラミックスシンチレータと他材質の比較
材質コード | 当社材 | 他材質 | ||
---|---|---|---|---|
項目 | LS-1 | LS-3 | CdW04 | CsI(Tl) |
厚み(mm) | 1.1 | 2.0 | 2.0 | |
蛍光スペクトル(nm) | 512 | 512 | 460 | 510 |
光透過率(% at ピーク波長) | 29~31 | 69 | 89 | |
感度(CWO比) | 1.9 | 2.1 | 1.0 | 1.8 |
X線透過率(% at 120kV) | 2~3 | 2~3 | 0.8 | 1.6 |
減衰時定数(μsec) | 3 | 3 | 5 | - |
残光(% at 300msec) | 0.001 | 0.001 | 0.0002 | 0.0850 |
用途 | 医療用及び工業用X線CT検出器など | 医療用及び工業用X線CT検出器など | (当社測定比) |
当社セラミックスシンチレータ材の特性
- 1物理的特性
密度 7280kg/m3 X線吸収係数 6800m-1(at 60KeV) 屈折率 2.2(at 512nm) マイクロピッカーズ硬度 4900MPa(荷重0.1Kg) 線膨張係数 7.8×10-5/℃(at R.T.~300℃) 熱伝導率 9.4W/m・K(at R.T.) 電気伝導率 5×10-13Ω-1・m(at R.T.) - 2蛍光スペクトル
用途
- 1X線CT
- 2各種放射線検出器
パワーエレクトロニクス事業部
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ABOUT US
持続可能な社会を支える高機能材料会社
売上収益
11,189億円
海外売上比率
62%
全従業員数
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