冶金研究所

材料を究め、「未来」をつくる原動力に

材料の無限の可能性を

冶金研究所は、工具鋼、電子材料、産業機器材料、そして航空機・エネルギー関連材料と幅広い分野で活躍する特殊鋼の研究開発を行っています。
「和鋼」の伝統を育んできた安来の地で1934年に発足。特殊鋼の研究所として、長い伝統を誇っています。安来工場というモノづくりの現場に直結した場所でお客様のニーズをつかみながら材料の無限の可能性を引き出す研究開発に取り組んでいます。

新しい時代を拓く原動力に

特殊鋼は、製鋼(精錬・鋳造・凝固)、熱間加工(圧延・鍛造)、熱処理(伝熱・相変態)、冷間加工(圧延・延伸)などいくつもの工程を経て製造され、各工程が相互に関係しています。また、材料設計された特殊鋼は、各種元素同士が影響しあって特性を発現しています。この複雑に入り組んだ関係を解き明かしながら社会のニーズに応える材料を生み出すのが、私たちの使命です。
冶金研究所では、新たな分野として注目が高まる金属積層造形(3Dプリンター)に対して、特長ある金属素材や、市場拡大が予想されるxEV分野に対しての軟磁性部材の研究開発も行っています。さらに、長年培ってきた合金設計、組織制御、プロセス設計、CMAP(CAE for Materials And Processes)としてCAE(Computer Aided Engineering)やMI(Materials Integration)を活用し、イノベーション創出に挑戦しています。
これからも冶金研究所は、環境保護、省資源、省エネルギーといったさまざまな課題に対して、材料ができることを問い続けながら、日々、技術開発力を磨き続けています。

  • 電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)を指しています。

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