SOFC/SOEC用金属インターコネクタ材ZMG®232G10

インターコネクタ材(セパレータ材)に必要とされる耐酸化性や線膨張係数を有するフェライト系ステンレス鋼

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インターコネクタ材(セパレータ材)とは?

ZMG®232G10はSOFC*1(固体酸化物形燃料電池)やSOEC*2(固体酸化物形電解セル)のインターコネクタ(セパレータとも言われる)用に開発されたフェライト系ステンレス鋼です。
Fe-24Crを主成分として微量元素を添加することで、以下のような特徴を有しています。

  1. 1電解質YSZ(イットリア安定化ジルコニア)に近い熱膨張係数
  2. 2作動温度での良好な導電性
  3. 3作動温度での長時間にわたる良好な耐酸化性
  1. *1SOFC:Solid Oxide Fuel Cell(固体酸化物形燃料電池)
  2. *2SOEC:Solid Oxide Electrolysis Cell(固体酸化物形電解セル)

化学成分(mass%)

型番 C Si Mn Cr Al Zr La W Cu Fe
ZMG®232G10 0.02 0.1 0.3 24 0.1 0.25 0.07 2 1 bal.

物理特性(室温)

密度
ρ
(g/cm3
熱伝導率
λ
(W/m/K)
電気抵抗率
ρ
(μΩm)
7.75 19.3 0.62

熱膨張係数

熱膨張係数

機械特性

機械特性

耐酸化性(850℃大気中での酸化増量)

耐酸化性(850℃大気中での酸化増量)

部品加工例

(a)インターコネクタ材(セパレータ材)

(a)インターコネクタ

(b)チューブ

(b)チューブ
(レーザー溶接ご協力:東成エレクトロビーム株式会社殿)

本資料に記載の特性値は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託研究「固体酸化物形燃料電池システム要素技術開発」にて得られた成果を含んでいます。

記載の特性値、写真、図表、評価等は当社試験データによる代表的な値であり、製品の品質を保証するものではありません。また、記載内容は予告なく変更することがございます。


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持続可能な社会を支える高機能材料会社

売上収益

11,189億円

海外売上比率

62

全従業員数

26,496