熱処理特性

焼入焼戻し硬さ

鋼種		焼なまし条件（℃）	納入硬さ（HBW）	熱処理条件（℃）		焼入焼戻し硬さHRC
YSS	JIS類似	焼なまし条件（℃）	納入硬さ（HBW）	焼入れ条件	焼戻し条件	焼入焼戻し硬さHRC
SLD- MAGIC	-	830～880 徐冷	≦255	1,010～1,040空冷	500または 180空冷	≧60
SLD	SKD11	830～880 徐冷	≦248	1,000～1,050空冷	500または 180空冷	≧58
SLD10	8％Cr鋼	830～880 徐冷	≦248	1,020～1,070空冷	530空冷	≧62
ARK1	-	830～880 徐冷	≦248	1,010～1,040空冷	500または 180空冷	≧58
SGT	SKS3	750～780 徐冷	≦217	800～850油冷	180空冷	≧60
YCS3	SKS93	750～780 徐冷	≦212	790～850油冷	180空冷	≧63
ACD37	-	750～800 徐冷	≦235	830～870空冷	180空冷	≧58
HMD5	-	825～875 徐冷	≦235	フレームハードニング加熱温度 940～1100℃		─
HPM- MAGIC	-	-	37～41 HRC	プリハードン鋼（熱処理不要）
YXM1	SKH51	800～880 徐冷	≦255	（1）1,200～1,240 油冷（2）1,160～1,200	550～570 空冷	≧63
YXM4	SKH55	800～880 徐冷	≦277	（1）1,230～1,250 油冷（2）1,210～1,230	560～580 空冷	≧64
YXR7	マトリックスハイス	800～880 徐冷	≦241	（1）1,160～1,180 油冷（2）1,120～1,160	540～580 空冷	≧62
YXR3		800～880 徐冷	≦241	（1）1,150～1,170 油冷（2）1,130～1,150	560～590 空冷	≧57
YXR33		800～880 徐冷	≦241	1,080～1,140油冷	550～600 空冷	≧54
HAP5R	粉末ハイス	820～870 徐冷	≦269	1,120～1,160油冷	530～580 空冷	≧58
HAP10	粉末ハイス	820～870 徐冷	≦269	（1）1,170～1,190 油冷（2）1,120～1,170	550～580 空冷	≧63
HAP40	SKH40	820～870 徐冷	≦277	（1）1,190～1,210 油冷（2）1,120～1,190	560～580 空冷	≧66
HAP72	粉末ハイス	820～870 徐冷	≦352	1,180～1,210油冷	560～580 空冷	≧68
DAC	SKD61	820～870 徐冷	≦229	1,000～1,050空冷（油冷）	550～650 空冷	≧50
DAC- MAGIC	SKD61改良	820～870 徐冷	≦229	1,010～1,030空冷（油冷）	550～640 空冷	≧50
DAC10	SKD61改良	820～870 徐冷	≦229	1,010～1,030油冷（空冷）	550～650 空冷	≧50
DAC55	SKD61改良	820～870 徐冷	≦241	1,010～1,030油冷（空冷）	550～650 空冷	≧50
DAC3	SKD61改良	820～870 徐冷	≦229	1,000～1,050空冷（油冷）	550～650 空冷	≧50
DAC40	SKD7改良	820～870 徐冷	≦229	1,000～1,050油冷	550～650 空冷	≧50
YEM-K	SKD7改良	820～870 徐冷	≦229	1,000～1,050油冷（空冷）	550～650 空冷	≧46
MDC-K	SKD8改良	820～870 徐冷	≦241	1,050～1,140油冷	600～700 空冷	≧48
FDAC	SKD61改削	-	プリハードン鋼（熱処理不要）			38～42
DM	SKT4	740～800 徐冷	≦248	830～880油冷	400～650 空冷	≧42

※簡単な形状の工具
※複雑な形状の工具、特に靭性を必要とする工具
※硬さはJIS硬さ試験の規定により供試材は約15mm角又は丸、長さ20mm

熱処理変寸

工具鋼部

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