MA47P
航空機エネルギー部
特長
MA47Pは際立った耐酸化性を有し、酸化物のスケール等によるコンタミや構造物のCr成分と処理物の反応でお困りのお客様に最適な合金です。
表面にアルミナを形成することで優れた耐酸化性が発揮される合金です。
耐酸化性に特化したMA47Pは、酸化雰囲気で使用される各種容器、トレーやメッシュベルト、加熱炉や熱処理炉の部材に適しています。
公称組成
Ni | Cr | Al | Si | Mn |
---|---|---|---|---|
残 | 2 | 4 | 1.5 | 0.5 |
wt%
物理的特性
比重( g/cm3 ) | 融点(℃) | 熱伝導率( W/m K ) | 熱膨張係数( ×10-6/℃ ) |
---|---|---|---|
8.29 | Solidus 1,357 Liquidus 1,418 |
RT 18.4 1,000℃ 39.4 |
25-100℃ 11.61 25-200℃ 12.33 25-300℃ 12.76 25-400℃ 13.1 25-500℃ 13.27 25-600℃ 13.45 25-700℃ 13.74 25-800℃ 14.25 25-900℃ 14.68 25-1000℃ 15.07 |
耐酸化性

大気中1150℃における耐酸化試験※

- ※1150℃×24h保持後、室温まで冷却を繰り返す