リチウムイオン電池の正極材製造時CO2排出量を20%以上削減する技術を開発

正極材

EV車両製造プロセスにおいて、リチウムイオン電池(LIB)製造はCO2排出量の割合が大きく、中でも正極材の出発原料に由来するCO2排出量が最大の割合を占めています。そこで、プロテリアルは、正極材製造において、これまで必須であった、ニッケルを水酸化ニッケル(Ni(OH)2)化して出発原料である前駆体を製造する工程を経ずに正極材を製造できる技術を開発しました。本開発技術により、当社が確立した固相反応法に基づく製法と比べて、正極材製造時のCO2排出量を20%以上削減することが可能となります。