アモルファス合金で電力変圧器の省エネに貢献



電力変圧器は、待機時にも電力を損失しています。この課題を解決するために、電磁鋼板など従来の変圧器用コア材料に比べ、待機電力を約1/3に削減できるアモルファス合金「Metglas™」を2003年から提供しています。当社グループは、アモルファス変圧器用コア材を提供することにより、従来までの電磁鋼板変圧器に比べ、年間約5万トンのCO2排出量の削減*に貢献することを目標としています。また、2020年3月には、変圧器のさらなる高効率化に寄与する新たなアモルファス材料「MaDC-A®」を開発しました。
- *数値は、製品出荷量およびインド規格に基づく変圧器の損失の差を基に算出。CO2排出係数はIEA CO2 emissions from fuel combustion(2017 world)を使用。