製品

使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線「GT-SNNS170SQ」が
2026年“超”モノづくり部品大賞「電気・電子部品賞」を受賞

2026年10月30日
株式会社プロテリアル
株式会社プロテリアルケーブルソリューションズ

株式会社プロテリアルケーブルソリューションズ(本社:東京都江東区、株式会社プロテリアル100%出資、以下、プロテリアルケーブルソリューションズ)が開発した、使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線「GT-SNNS170SQ」が、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催の“超”モノづくり部品大賞において、「電気・電子部品賞」を受賞しました。贈賞式は、12月10日(木)に行われる予定です。

1.受賞内容

“超”モノづくり部品大賞 ロゴ
対象製品: 使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線「GT-SNNS170SQ」
受賞者: プロテリアルケーブルソリューションズ
受賞内容: モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催
2026年“超”モノづくり部品大賞※「電気・電子部品賞」
  • ※“超”モノづくり部品大賞
     日本の産業や社会の発展に貢献することをめざして、モノづくり産業のグローバル競争力の源泉である部品・部材を対象に、「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」、「環境・資源・エネルギー関連」「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」の6分野において、卓越した製品が毎年、選出されています。
     プロテリアルグループとしては、社名変更前の日立金属としての受賞を含め、6年連続の受賞となりました。

2.製品概要

写真:使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線

 トロリ線は、線路上に張られ、鉄道車両のパンタグラフと接触することで車両に電気を供給する電線です。パンタグラフとの接触によって徐々に摩耗するため、安全な運行を維持するには、トロリ線の残存量を定期的に測定し、張替えが必要な状態に達していないかを管理することが重要です。

 これまで、トロリ線の残存量は、車両に搭載した摩耗量監視装置(以下、車載装置)による測定や、作業員がマイクロメータを用いて直接測定する方法などで管理されてきました。車載装置は電車の運行中に測定できる一方、日々収集される膨大なデータを処理する必要があります。また、マイクロメータによる測定は正確ですが、電車が運行していない夜間に作業する必要があり、一度に点検できる範囲も限られます。このため鉄道業界では、日中でもトロリ線の摩耗状況を容易に確認できる方法が求められていました。

 プロテリアルケーブルソリューションズが開発した「使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線」は、トロリ線下部の両側に「摩耗溝」と呼ぶ溝を1本ずつ設けています。トロリ線の摩耗が張替え基準に達した際に、摩耗溝の見え方が変化するように溝の位置を設定することで、作業員が地上から双眼鏡などを使って溝を確認し、張替えの要否を判断できるようにしました。

 この形状の工夫により、測定機器を使わなくても、トロリ線が張替えの必要な状態に達しているかを日中に目視で確認できます。これにより、摩耗量の管理にかかる費用や作業時間を削減するとともに、摩耗の進み具合に応じた計画的な張替えが可能になります。プロテリアルケーブルソリューションズは、使用限度がわかる摩耗溝付トロリ線「GT-SNNS170SQ」の普及によって、断線の未然防止とトロリ線の長期使用を両立し、鉄道インフラの安全性確保とメンテナンス作業の効率化に貢献します。

以上

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コミュニケーション部 担当 井上 TEL 050-3664-9519