その他

奥出雲町の森林整備活動で創出されたJ-クレジットを活用

2026年6月15日
株式会社プロテリアル

 株式会社プロテリアル(以下、プロテリアル)は、島根県仁多郡奥出雲町(以下、奥出雲町)において森林整備活動によって創出されたJ-クレジット※1を購入することにより、CO2排出量削減の取り組みをさらに積極的に推進することを決定しました。

1.背景および概要

 プロテリアルは、脱炭素社会実現への貢献を重要な経営課題(マテリアリティ)に位置付けています。その課題解決に向けて、自社事業に伴うCO2排出量については、中期目標として2030年度38%削減(2015年度対比)、長期目標として2050年カーボンニュートラル実現をめざしています。その手段として、太陽光発電などによる再生可能エネルギーの導入拡大や、生産設備の効率化などによる省エネルギー化の推進に取り組んでいます。

 プロテリアルの主力工場である安来工場(島根県安来市)は、日本古来の製鉄方法であり、奥出雲町で盛んに行われていた「たたら製鉄」をルーツとしています。そのモノづくりの精神は現在の最先端のモノづくりにも引き継がれており、競争力の源泉になっています。この「たたら製鉄」は、砂鉄と木炭という自然の恵みを活かす製鉄法であるため、奥出雲町では木炭を持続的に利用できるよう森林(薪炭林)を約30年周期で輪伐し、循環利用してきました。

 このたびプロテリアルは、歴史的なつながりが深く、また現在も「日刀保たたら※2」の操業が行われる奥出雲町において、森林整備活用によって創出されたJ-クレジットを購入することにより、CO2排出量削減の取り組みをさらに積極的に推進することを決定しました。購入するJ-クレジットをカーボンオフセットとして活用するだけではなく、奥出雲町の森林整備活動を継続的に支援することによって、CO2排出量削減、および安来工場の源流となる歴史文化の保護、継承に貢献していきます。

2.活用するJ-クレジットについて

購入者: 株式会社プロテリアル
創出元: 奥出雲町
販売者: 株式会社バイウィル
販売仲介者: 株式会社山陰合同銀行
購入期間: 8年間(2026年4月~2034年3月)
購入量: 年間500トン-CO2(総量4,000トン-CO2

3.プロテリアル 安来工場長 渡邉 洋 コメント

 当社は、この奥出雲町で古来継承されてきた「たたら製鉄」をルーツに、今もその伝統と精神を受け継いだモノづくりを行い、特殊鋼であるヤスキハガネ®を生み出しています。その中でCO2排出削減の取り組みは注力すべき課題です。奥出雲町において森林整備活動によって創出されたJ-クレジットを活用させていただくことは、当社事業において大変意義があると考えております。奥出雲町の皆さまをはじめ、関係する皆さまにお礼申し上げます。

以上

  1. ※1J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。
  2. ※2「日刀保たたら」は、公益財団法人 日本美術刀剣保存協会が主催しています。プロテリアルは、たたら製鉄の技術と文化を継承していくために「日刀保たたら」の操業を1977年(当時は日立金属株式会社)から支援しています。

【報道機関からのお問い合わせ】
コミュニケーション部 担当 南 TEL 050-3664-9519

ヤスキハガネは、株式会社プロテリアルの登録商標です。