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たたら操業 村下の木原 明(きはら・あきら)氏が読売あをによし賞を受賞
2023年11月6日
株式会社プロテリアル
日刀保たたら*の「村下(むらげ)」(たたら製鉄において原材料の砂鉄・木炭・釜土を採取して操業を取り仕切る責任者)で株式会社プロテリアルの嘱託でもある木原 明(きはら・あきら)氏が、読売新聞社が主催する第17回「読売あをによし賞」を受賞しました。
読売あをによし賞では、文化遺産の保存・継承に顕著な業績を上げた個人や団体を顕彰するものです。今回は応募総数51件の中から、日本刀の制作に欠かせない「たたら製鉄」の技術を守る木原 明氏(88歳)(島根県奥出雲町)が「保存・修復」部門で受賞しました。また、表彰式が11月3日に大阪市内で開催されました。
ご参考:日本美を守り伝える「紡ぐプロジェクト」公式サイト
- https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/awoniyoshi-2023-tatara/
【第17回「読売あをによし賞」】〈保存・修復〉「玉鋼」を唯一生産
たたら製鉄指揮 木原明さん(島根県)
以上
- *日刀保たたら:株式会社プロテリアルは、公益財団法人 日本美術刀剣保存協会がたたら製鉄の技術と文化を継承していくために主催する日刀保たたらの操業支援を通して、
日本刀の唯一の材料である玉鋼の生産に貢献しています。