製品

金属3D 造形試作支援 Web サイト Addurn®
設計支援機能「AD-Design」を追加


株式会社プロテリアル

株式会社プロテリアル(以下、プロテリアル)は、2022年10月3日に公開した金属3D造形試作支援 Webサイト「Addurn (アダーン)」に、積層造形部品の設計支援機能「AD-Design」を追加しました。本機能の追加により、金属積層造形の製品設計をユーザーにとってより身近な存在とすることで、お客様の課題解決に貢献していきます。

1.背景

金属積層造形は、従来の金属加工ではできなかった複雑形状を実現する技術として注目され、医療機器や航空宇宙、石油化学産業などを中心に、さまざまな分野で急速に適用が拡大している部品製造技術です。
積層造形の製品設計においては、その製品が積層造形で作り得るか、製造コストが過剰とならないかを確認しながら設計することが求められます。この両者を認識するには、製品の造形姿勢※1とその際のサポート構造※2設計が、重要な要素です。これまで造形姿勢およびサポート構造は、製造上重要なノウハウとして3D造形の製造委託先からは開示されないことが多く、簡易的な製造委託では造形品ユーザーがこれらの知見を向上させることが難しい状況でした。また、造形品ユーザー自身が姿勢やサポート構造などを検討するためには、専用ソフトの導入と使い慣れることが必要であり、特に検討初期段階の造形品ユーザーが自らの投資で知見を拡大するのが困難な状況となっています。

2.概要

このたびプロテリアルは、造形品ユーザー自身が設定した任意の造形姿勢に対して、基本的なサポート設計ルール※3を適用したシンプルなサポート構造を開示すると同時に、概算金額を提示できるAD-Designを開発し、Addurn上に機能追加しました。
造形品ユーザー自身が設計したモデルを、AD-Designにアップロードし、マウス操作で造形時の姿勢を調整した後に確定すると、サポート構造の外観と概算価格が提示されます(図)。姿勢の変更は何度でも可能で、姿勢に応じてサポート構造と概算価格の変化が確認できます。また、サポート構造が可視化されることで、サポート除去方法やその後の部品加工へのアプローチもイメージしやすくなり、造形を使った部品製作をよりリアルに感じることができます。これにより造形品ユーザーの積層造形の知見蓄積に大きく貢献することが可能となります。
プロテリアルは、AD-Designの提供により、造形品ユーザーに金属積層造形の製品設計のポイントをよりわかりやすくお伝えし、金属積層造形をより身近な存在にします。今後も製品検討から設計、積層造形、そして最終的な部品加工まで幅広く対応することで、お客様の課題解決に貢献してまいります。

図:AD-Designの画面イメージ

以上

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コミュニケーション部 担当 南 TEL 090-1043-4934

金属3D プリンタ試作支援 Web サイト「Addurn(アダーン)」について

プロテリアルは、金属3D プリンタ試作支援 Web サイト「Addurn」を公開中です。
Addurnは、「あらまぁ!」「すごいね!」といった驚きや感動を表す出雲地方の方言を由来とします。そんな驚きや感動とともにプロテリアルの金属3D プリンタ事業をもっと身近に感じていただきたいとの思いから制作したWebサイトです。またAddurnでは、積層造形用の金属粉末の参考価格情報に加え、最適材料の検索や積層造形体の見積シミュレーションなど、お客様がWebサイト上で気軽に金属3D プリンタ試作の検討を行うことができます。

入手しにくい特殊材料を1個からお届け Addurn 金属3Dプリンタ試作支援Webサイト 「Addurn®」 Addurnで検索

Addurnは株式会社プロテリアルの登録商標です。

<用語>

  1. ※1土台となるベースプレートに対し、平面方向および高さ方向の角度とベースプレート内の位置で決まる造形体の設置姿勢。
  2. ※2製品部としては不要だが、製造上必要な造形体の支え部分。
  3. ※3最も一般的なルールである、オーバーハング※4角度(仰角)45度以上の箇所にサポート付与の機能をAD-Designで採用。
  4. ※4造形物が空中に浮いている部分のことで、一般的にオーバーハングは、45度まではサポートを建てなくても造形可能とされている。