お客様各位
2024年9月吉日
「工技研」講演会のご案内
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび「工技研」講演会を下記のとおり開催することとなりましたのでご案内いたします。今回は「ダイカスト成形技術の動向」をテーマといたしました。是非、ご参加のうえ活発なご討議をお願い申し上げます。
敬具
工技研(工具鋼技術研究会)とは
1963年(昭和38年)に、金型等に関する材料並びに関連分野の技術の向上に資することを目的に現(株)プロテリアルが中心となり開始。以後、講演会の開催などの活動を行っています。
記
- 1日時:2024年10月21日(月)13:30~17:00(会場の受付開始13:00、webの接続開始:13:15)
- 2開催形式:会場+webでのハイブリット
- (会場)
- TKP浜松町南口ビジネスセンター カンファレンスルーム3A
東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル 3階(JR浜松町駅南口より徒歩4分)
- (web)
- Microsoft Teams ※Teamsのライセンスやアカウントは不要です。
- 3テーマ:「ダイカスト成形技術の動向」
- 4講演内容: ※当日のスケジュールと合わせて講演概要を下表に示します。
- 1「ダイカストの品質要求に及ぼす自動車市場の変化」
一般社団法人日本ダイカスト協会 技術部 次長 金内良夫氏 - 2「商品力に貢献するダイカスト金型設計の取組み」
日産自動車株式会社 パワートレイン・EVコンポーネント生産技術開発本部
素形材・成形技術開発部 鋳造技術グループ 主管 林憲司氏 - 3「自動車業界の変革期に対応するダイカスト金型用鋼」
株式会社プロテリアル 安来工場 冶金研究所 工具鋼グループ 研究員 中野洋佑氏
- 1「ダイカストの品質要求に及ぼす自動車市場の変化」
参加費 | 無料 |
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申込方法 |
以下の「お申込みはこちら」またはQRコードよりお申込み(登録)ください。 |
締切 | 2024年10月8日(火) |
定員 | 会場でのご参加:先着80名 |
問合わせ先 |
工技研事務局 担当:阿部 yukio.abe.do@proterial.com |
- ※会場へお越しの方は当日受付へお越しください。参加証は発行しません。
- ※webでのご参加の方は
- 登録完了メールの「イベントに参加する」より接続下さい。
- 安定したネットワーク環境をご準備ください。
- 録画、録音、写真撮影、スクリーンショット等はご遠慮ください。
- ※講演テキストは開催日の数日前を目途にお申込み時に入力頂いたメールアドレス宛に送ります。
- ※同業他社の方のご参加はご遠慮頂く場合もございます。
- ※外国為替及び外国貿易法第25条に基づき、お申し込みをお断りさせていただく場合があります。
スケジュール
- ※進行状況等にて時間帯は前後することがございます。
13:00~ | 会場での受付 | |
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13:15~ | web会議接続 | |
13:30~13:40 | 開会の挨拶、連絡事項等 | |
13:40~14:30 | (講演1)ダイカストの品質要求に及ぼす自動車市場の変化 一般社団法人日本ダイカスト協会 技術部 次長 金内良夫氏 |
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(要旨) ダイカストは、主要市場である自動車分野、特にパワートレイン関連部材において、部品形状の複雑化により製造難度が増し、品質維持は喫緊の課題である。特に耐圧性の確保は、次世代車を中心に増加している、高電圧部品や水冷を有するユニットには重要である。また、新たな車体構造には大型ダイカスト製品が活用され、ADC12に比べ成形性は劣るが、延性が確保可能な材料が適用されている。本講ではこれらの傾向を報告する。 |
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14:30~15:20 | (講演2)商品力に貢献するダイカスト金型設計の取組み 日産自動車株式会社 パワートレイン・EVコンポーネント生産技術 開発本部 素形材・成形技術開発部 鋳造技術グループ 主管 林憲司氏 |
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(要旨) ダイカスト成形技術にとって重要な要素であるダイカスト金型について、従来の鋳鉄ライナーありシリンダブロック向けの金型から、車体アクスル部品、ライナーレスシリンダブロック、電動化部品であるステータハウジングへの金型要素技術の進化と、今後の更なる大型化に向けた金型設計について開発が必要な技術などを紹介する。 |
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15:20~15:35 | 休憩 | |
15:35~16:25 | (講演3)自動車業界の変革期に対応するダイカスト金型用鋼 株式会社プロテリアル 安来工場 冶金研究所 研究員 中野洋佑氏 |
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(要旨) 自動車の低燃費化や電動化が進むにつれ、ダイカスト成型品も多様化し、金型材料への要求も変化している。 構造部品のアルミ採用によって金型サイズの大型化や、電動部品の形状面の高意匠化や金型補修コスト低減・寿命改善のために、金型材料にはより高い耐ヒートクラック性などが要求される。 当社は厳しくなる金型材料への要求を満たすために、大物金型にも適用可能な新汎用鋼DAC-iと、高温強度に優れたDAC-Xを開発した。 本発表では、これら鋼種の開発経緯と特性について報告する。
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16:25~16:40 | 全体の質疑 | |
16:40 | 閉会、web会議終了(会場での名刺交換会は17時まで) |
以上